北海道新篠津高等養護学校のホームページにようこそ

本校は、北海道石狩圏に職業学科を設置する知的障がい特別支援学校高等部本校(高等養護学校)として、平成5年4月1日に開校しました。北海道では7校目、石狩管内では、白樺高等養護学校、市立札幌豊明高等支援学校に次ぐ3校目の高等養護学校として設置され、今年度30年目の節目を迎えます。
開校以来、新篠津村から多大なる御支援をいただきながら、地域に根ざし、地域とともにある特別支援学校として存在してきました。地域の資源を活用した教育活動やキャリア教育、活発な部活動などが学校の特色にもなっています。
新篠津村は、札幌市からも車で1時間ほどの距離にあり、米・小麦を中心に、豆類、野菜や花き栽培も盛んで全国各地に出荷されています。また、北海道の中でも有機農家の数が多いのが特長です。石狩平野の真ん中に広がる田園風景には、心が癒やされ懐かしさを感じます。そして、夏はゴルフ、冬はしのつ湖でのワカサギ釣り、しんしのつ温泉も楽しめます。
今年度は、37名の1年生を迎え、2年生48名、3年生41名、計126名で教育活動をスタートします。また、本校には通学が困難な生徒のための寄宿舎が設置されており、110名の生徒が入舎しています。
本校に設置する職業学科については、6学科となっています。6の学科は、大別すると、「農業に関する学科」が1学科(園芸科)、「工業に関する学科」が3学科(生産技術科、窯業科、木工科)、「家庭に関する学科」2学科(家庭総合科、クリーニング科)となっています。
教職員105名で、新たな教育活動の充実・推進に向けて取り組みます。「社会に開かれた教育課程」の実現のため、地域との連携、地域との協働を軸とした学校づくりが大切であり、今年度から新たな学習指導要領に基づいた新教育課程のよる学習も始まります。そのため、様々なメディアを活用した学校の教育活動等の情報発信が重要であると考えています。
今年度の取組の重点も次の3点としました。
1 「新篠津の学び」の理解及び実施と検証を進めます。
2 服務規律遵守を基本とした職員の専門性の向上の取り組みを進めます。
3 組織としての「協働・協力」、「改善」の取組の実施を推進します。
本校の30年目の歩みがより確かなものになるために、そしてこれからに向けて一層本校の教育が充実するよう、保護者の皆様をはじめ地域の皆様の御理解と御支援、御協力をよろしく御願いいたします。
今後も本校の取組がより理解いただけるように様々な情報を発信してまいりますので是非ホームページを御覧ください。
令和4年4月
北海道新篠津高等養護学校長
久 富 正 規